なんという名前の貝か分からない。
飼っていた貝なので淡水生だったはず。
この日本画は、極端に細い線で輪郭が描かれている。
細すぎて今では肉眼で見えない。
四本有る触覚状の部分も、一本の線ではなく
輪郭に囲まれている。
しかし、誰もそれに気が付かない。
よほど目が良くなくては見えないように描かれているのだから、
普通は見えない。
私には極端なほどの視力を持っていた時期が有り、
この作品はその頃の異様な視力によって描かれている。
でも、現在ではそのような視力は無くなっており、
この絵の輪郭は肉眼で見えない。
A4サイズ 紙本 彩色